2017年12月19日
潰瘍性大腸炎治療剤「レクタブル®2mg注腸フォーム」の勉強会をしました。

岡山の街の健康応援団

 岡山市の元気でやりがいのある調剤薬局
はな薬局”by A.I.E.(Attitude Is Everything.)

    

潰瘍性大腸炎治療剤「レクタブル®2mg注腸フォーム」の勉強会をしました。
                                                H29年12月19日
                                                By TN @東畦店


初めに潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜がただれて下痢や出血、腹痛をきたす原因不明の病気です。
潰瘍性大腸炎とクローン病を包括して炎症性腸疾患と呼びます。炎症の部位は、直腸から連続的に広がり、大腸全体まで及ぶこともあります。症状が良くなる「寛解」と、悪くなる「再燃」を繰り返すことが特徴です。
どの年齢層でも発病する可能性がありますが、10代後半〜30代前半に好発します。潰瘍性大腸炎の患者数は1970年以降急激に増加傾向にあり、2017年度の潰瘍性大腸炎の推定患者数は17万人以上です。

潰瘍性大腸炎の原因
潰瘍性大腸炎の原因はまだわかっていません。しかし、最近の研究では、「遺伝的な要因」、「食べ物や腸内細菌、化学薬品などの環境因子」、「免疫の異常」の3つが重なり合って発病すると考えられています。食生活の欧米化もこの病気が増加している要因のひとつとされています。

レクタブル開発の経緯
潰瘍性大腸炎は、主として消化管粘膜を侵し、しばしばびらんや潰瘍を形成する原因不明の大腸のびまん性非特異性炎症である。病変が直腸から口側に伸展することや、再燃と寛解を繰り返し治療が長期に亘ることから、直腸やS状結腸等の病変の局所治療において、高い忍容性を有し、簡便に投与可能な注
腸製剤が望まれていた。
レクタブル®2mg注腸フォーム14回は、1回のプッシュでブデソニド2mgを含むフォームを直腸からS状結腸に到達させる注腸フォーム剤である。ブデソニドはグルココルチコイド受容体親和性が高く、局所において高い抗炎症活性を有する一方、速やかに肝臓で代謝され、全身への曝露が少ないグルココルチコイドである。本剤は、フォーム剤の特性から腸管内における薬液の保持性が高く、投与後に肛門から薬液が漏れる事が少ない。また、1缶で14回までの投与が可能なこと、立位での投与が可能なことより、注腸治療の簡便性を向上させ、潰瘍性大腸炎の寛解導入治療における新たな選択肢として期待される。

レクタブルの治療学的・製剤学的特性
レクタブル®2mg注腸フォーム14回は、ブデソニドを有効成分とする潰瘍性大腸炎治療剤で、国内初の注腸フォーム剤である。
1.
本剤の126週間投与は、プラセボに対し有意に高い粘膜治癒率及び寛解率を示す。
2.
フォームが直腸〜S状結腸まで到達する。直腸〜S状結腸に病変を有するすべての
   潰瘍性大腸炎(重症を除く)に投与可能である。
3. 有効成分ブデソニドのバイオアベイラビリティは約16%と推察され、体内に吸収後は
   肝臓で代謝を受ける。
4.
立位で投与可能で、投与後に肛門から薬液が漏れる事が少なく、患者の受容性が
   良好な製剤である。
5. 1
缶で14回投与可能で、注腸投与のためのディスポーザブルタイプのアプリケーターが
     付属する製剤である。 

【効能又は効果】
潰瘍性大腸炎(重症を除く)
〈効能又は効果に関連する使用上の注意〉
 
本剤が腸内で到達する範囲は概ねS状結腸部までであり、直腸部及びS状結腸部の病変に対して使用すること。
 

【用法及び用量】
通常、成人には1回あたり1プッシュ(ブデソニドとして2mg) 、 12回直腸内に噴射する。
 

◎感想
増加している潰瘍性大腸炎の患者様の治療にまた一つ選択肢が増えた事は喜ばしいことだと思います。今までの注腸液だとかさばり持ち運びに不便でしたがレクタブルは1缶で14回投与出来るので薬局から家への持ち運びも便利ですし、旅行などに持って行く時も携帯しやすいと思います。
また注腸液だと肛門から薬液が漏れる事が多くあったようですが、フォーム剤なので漏れが少ないのも利点だと思います。

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2017年12月15日
持続性選択的DPP−4阻害剤「マリゼブ錠」の勉強会をしました。
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    持続性選択的DPP−4阻害剤「マリゼブ錠」の勉強会をしました。  
   
                                                H29年12月15日
                                                By MH @東畦店


経口糖尿病用剤の持続性選択的DPP−4阻害剤については、はな薬局のHPで他の薬剤師がまとめているため今回は他のDPP−4阻害剤との違いについてまとめていきます。 

マリゼブ錠
成分:オマリグリプチン錠
規格:12.5mg・25mg
用法・用量:25mgを1週間に1回経口投与

長時間作用するメカニズム(動物モデルにより示唆)
1.  肝臓で代謝をほとんど受けない。
2.  体内に広く分布するため腎臓での単位時間当たりの濾過量が少ない。
3.  大部分が尿細管で再吸収される。
はっきりとした理由はまだ証明できてはいないのですが、以上のことから長時間作用すると考えられています。

有効性(HbA1cの推移)
長期使用に関する特定使用成績調査(3か月次中間解析の報告)
新患・切り替え・追加を含む全体では7.346.82
新患では7.686.69
他のDPP−4阻害剤からの切り替えでは6.876.71
追加では8.347.58
以上すべての場合において数値は上がることなく改善しています。
他のDPP−4阻害剤からの切り替えにおいても数値は悪くなっていないため切り替えについても問題ないと思われます。

 マリゼブはDPP−4阻害剤では唯一週一回服用の薬です、しかし他に毎日服用する薬がある患者が服用するにはかえって飲みにくくなるかもしれません、新規で服用する、他剤をあまり服用していない、忙しくて毎日薬が飲めない患者等であれば需要があると考えられます。

効果については有効性で述べたように他のDPP−4阻害剤からの切り替えは問題ないと思われます。
患者のコンプライアンスを良くしていくためライフスタイルに合わせた服用方法が選べることはこれから必要になっていくのかもしれません。現在も長時間作用の薬が増えていっています。今のところ私は薬を定期的に飲む必要はありませんが万が一飲まなければいけなくなった時には週一回や月一回の薬が選択肢にあるのはありがたいことです。 

                    
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