2009年06月15日
エカードの勉強会をしました。

エカードの勉強会をしました。
 
 
By M.I@内尾
エカード:Effective Candesartan And Reduced Diuretic

1)配合成分(カンデサルタンシレキセチル(ARB
                +ヒドロクロロチアジド(利尿薬))

●エカード配合剤LD・・・ブロプレス4mg+1/HCTZ

●エカード配合剤HD・・・ブロプレス8mg+1/HCTZ


2)効能・効果
  高血圧

3)用法・用量
  成人には1日1錠(原則として、カンデサルタンシレキセチル4mgで効果不十分な場合にエカード配合剤LD投与を、カンデサルタンシレキセチル8mgで効果不十分な場合にエカード配合剤HDの投与を検討すること。)
  ex) ブロプレス8mgで効果不十分な場合
     ⇒ブロプレス12mg(生活習慣病などRAS抑制が必要な方)
     ⇒エカードHD(高血圧のみ、心不全合併、体液貯留など、
             薬代が気になる方)

4)注意事項
  過度の血圧低下のおそれがあり、本剤を高血圧の第一選択薬としない。

)作用メカニズム
  ●ARB(アンギオテンシン脅容体拮抗薬)・・・亢進したRA系の抑制⇒降圧
  ●利尿薬(ヒドロクロロチアジド)・・・Naの排泄促進→体液量の減少⇒降圧

6)禁忌
  )楮泙寮分に対する過敏症の既往歴のある患者
  ¬鞠△隆擬塰瑤老豈嫺析中の患者
  5淦腎不全の患者
  ぢ留嫦罎離淵肇螢Ε燹Εリウムが明らかに減少している患者
  デド慄瑤惑タ韻靴討い覯椎柔のある婦人
  ☆高齢者には慎重投与(脳梗塞、脱水、立ちくらみ、めまい、失神、
         低ナトリウム、カリウム血症をおこすおそれがあるため)

7)注意すべき副作用
  高尿酸血症、頻尿、血中CPK増加、血中尿酸増加

8)
ARBと利尿薬併用のエビデンス
  心不全、腎不全、脳血管障害慢性期、糖尿病/メタボリックシンドローム

9)特徴
  ○2種の薬剤が一錠に入っているためコンプライアンスが良い。
  ○ARBと利尿薬という高血圧において併用が推奨されている二剤の合剤である。
   (
ARBと利尿薬の併用により血圧は相乗的に下げるが、血清カリウム値、
    インスリン感受性には相殺的に作用し、影響を与えにくい。
    副作用報告ではカリウム値の上昇の報告あり。)
  ○薬価が安い。☆高血圧のファーストチョイスではなく、医師の判断で
    注意しての投与が必要。


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感想>

  日本人の高血圧の原因は肥満やメタボリックシンドロームの増加に伴うRA系の亢進と、食塩の過剰摂取とのことでした。これを考えると薬に頼るより、日常の食生活に注意するということがなによりも重要であると痛感しました。エカードは降圧作用が非常に優れていることが分かりました。


同時に急激な降圧による患者さんの変化にも注意が必要な薬であるとも思いました。