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はな薬局 by A.I.E.
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はな薬局内での勉強会
H３０.１２.０７　慢性便秘症治療薬「モビコール配合ない溶剤」の勉強会をしました。
H３０.０３.２６　経皮吸収型　アレルギー性鼻炎治療剤潰瘍性「アレサガテープ」の勉強会をしました。
H３０.０２.０９　潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ錠」の勉強会をしました。
H２９.１２.１９　潰瘍性大腸炎治療剤「レクタブル®2mg注腸フォーム」の勉強会をしました。
H２９.１２.１５　持続性選択的ＤＰＰ−４阻害剤「マリゼブ錠」の勉強会をしました。
H２９.１０.２２　高コレステロール血症治療剤／完全ヒト型抗PCSK9モノクローナル抗体「プラルエント皮下注」について勉強会をしました。　
H２９.０４.１８　外用副腎皮質ホルモン剤『メサデルム』について勉強会をしました。
H２９.０１.１６　アルコール依存症　断酒補助剤「レグテクト」の勉強会をしました。
H２８.１２.０８　アレルギー性疾患治療剤の「ビラノア錠20ｍｇ」について勉強会をしました。
H２８.１１.２９　尋常性ざ瘡治療剤「エピデュオゲル」の勉強会をしました。
H２８.０９.０９　アナフィラキシー補助治療剤「エピペン」の勉強会をしました。
H２８.０７.２６ 喘息治療剤「フルティフォーム」の勉強会をしました。
H２８.０６.１３ 乾癬治療剤「マーデュオックス」の勉強会をしました。
H２８.０５.２１ 「ボンビバ錠100mg、ボンビバ静注1mgシリンジ」について勉強会をしました。
H２８.０４.１１　「アシテアダニ舌下錠」についての勉強会をしました。
H２８.０３.１６　エストロゲン様作用の大豆サプリメント「エクオール」の勉強会をしました。
H２８.０１.２６　消炎鎮痛剤「ロコアテープ」の勉強会をしました。
H２８.０１.１５　「モーラスパップＸＲ１２ｍｇ」の勉強会をしました。
H２７.１２.２１　「ゼビアックスローション２％」の勉強会をしました。
H２７.１２.１６　「ランタスＸＲ注ソロスター」の勉強会をしました。
H２７.１１.２７　Ｃ型肝炎　インターフェロンフリー経口新薬ソバルディ錠とハーボニー配合錠の勉強会をしました。
「H２７.０７.１０　「女性ホルモンに」ついて勉強会をしました。
H２７.０７.１０　癌性疼痛に対するオピオイド」の勉強会をしました。
H２７.０６.０２　国産唯一のNOAC「リクシアナ錠」の勉強会をしました。
H２７.０５.２２　 パーキンソン病治療薬「ニュープロパッチ」の勉強会をしました。
H２７.０４.１１　 尋常性痤瘡治療薬「ベピオゲル」の勉強会をしました。
H２７.０４.０７　アレグラドライシロップの勉強会をしました。
H２７.０3.3０　初のP-CAB「タケキャブ」の勉強会をしました。
H２７.０１.０６　新規睡眠薬｢ベルソムラ錠｣の勉強会をしました。
H２６.１１.２０　「潰瘍性大腸炎」の勉強会に参加しました！
H２６.１０.２２　乾癬治療薬「ドボベット軟膏」の勉強会をしました。
H２６.１０.２２　夜尿症治療剤「ミニリンメルト」の勉強会をしました。
H２６.０９.０４　選択的SGLT2阻害剤「デベルザ錠」の勉強会をしました。
H２６.０８.２７　本邦初の外用爪白癬治療剤「クレナフィン」の勉強会をしました。
H２６.０７.１０　抗血小板材「エフィエント」の勉強会をしました。
H２６.０７.０１　「女性ホルモン剤」について勉強会をしました。
H２６.０６.２４　「パーキンソン病の薬物療法と外科的治療」の勉強会に参加しました。
H２６.０６.１６　骨粗鬆症フォルテオ」の勉強会をしました。
H２６.０６.１６　前立腺肥大に伴う排尿障害治療剤「ザルティア錠」の勉強会をしました。
H２６.０６.０６　SGLT2阻害薬「フォシーガ」の勉強会をしました。
H２６.０２.１９　抗ヒスタミン薬「ザイザルシロップ」の勉強会をしました。
H２６.０1.２４　COPD治療剤「ウルティブロ」の勉強会をしました。
H２５.1２.０７　　「プラリアとデノタスの勉強会をしました。」
H２５.11.27　　肥満症治療薬「オブリーン」の勉強会をしました。
H２５.０９.０３　　中性脂肪（TG）とフィブラート系薬剤（トライコア）の勉強会をしました。
H２５.０８.０１　　アナフィラキシー用のエピペンの勉強会をしました。
H２５.０７.１０　　過活動膀胱治療剤｢ネオキシテープ｣の勉強会をしました。
H２５.０６.２４　　抗ウィルス剤「ファムビル」の勉強会をしました。
H２５.０５.３１　　疼痛治療剤「ノルスパンテープ」の勉強会をしました。
H２５.０５.２３　　OAB治療剤トビエース錠の勉強会をしました。
H２５.０５.０７　　AD/HD治療薬「ストラテラ」の勉強会をしました。
H２５.０４.１６　　バソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ錠」の勉強会をしました。
H２５.０４.１６　　「ディレグラ」の勉強会をしました。プソイドエフェドリンや血管収縮剤についても調べました。
H２５.０３.２６　　「エリキュース錠」について勉強会をしました。
H２５.０３.０７　　多発性硬化症用薬「ベタフェロン皮下注」の勉強会をしました。　
H２５.０２.２５　　「尿路感染症、副鼻腔炎」についての勉強会をしました。
H２５.０２.２２　　便秘改善薬：クロライドチャネルアクチベーター「アミティーザカプセル」の勉強会をしました。
H２５.０１.２５　　「がん疼痛療法と麻薬」の勉強会をしました。
H２４.１２.１９　　夜尿症治療剤「ミニリンメルトＯＤ錠」の勉強会をしました。
H２４.１１.０１　　「クラシエ漢方」の勉強会をしました。
H２４.０９.２８　　腎・胆汁排泄型のDPP4阻害薬「テネリア」の勉強会をしました。
H２４.０９.２7　　COPD治療の長時間作用性β2刺激剤「オーキシス」の勉強会をしました。
H２４.０９.２４　　パキシルCRの勉強会をしました。
H２４.０７.２３　　「抗酸化作用」について調べました。就実大学実習生がアップします。
H２４.０６.３０　　｢選吸入薬(アドエア)｣の勉強会をしました。
H２４.０６.２１　　選択的DPP-4阻害薬「ジャヌビア」の勉強会をしました。
H２４.０６.２１　　実習生がプール検査用に試薬(DPD法）使用量の検証実験をしました。
H２４.０６.０８　　“最後のＡＲＢ”と言われる持続型AT1レセプターブロッカー「アジルバ」の勉強会をしました。
H２４.０６.０５　　制吐剤　イメンドカプセルの勉強をしました。
H２４.０５.２８　　漢方（抑肝散他）の勉強会をしました。
H２４.０４.２５　　抗凝固剤「イグザレルト」の勉強会をしました。
H２４.０４.２５　　抗凝固剤「イグザレルト」の勉強会をしました。
H２４.０４.１７　　光学異性体の不眠症治療薬「ルネスタ」の勉強会をしました。
H２４.０４.１７　　抗てんかん薬「イーケプラ」の勉強会をしました。
H２４.０２.１７　「イソバイド」の飲み方の研究をしました。＃２
H２３.１１.２５　ＳＮＲＩ「サインバルタ」の勉強をしました。
H２３.１１.１３　初の光学異性体のPPI「ネキシウム」の勉強会をしました。
H２３.１０.２７　「デパケン・トピナで適用外使用や適用追加について勉強会をしました」
H２３.１０.０６　光学異性体のＳＳＲＩ「レクサプロ」の勉強会をしました。
H２３.０９.１５　糖尿病用の合剤「グルべス」の勉強会をしました。
H２３.０９.０３　高尿酸血症治療剤「フェブリク」の勉強会をしました。
H２３.０９.０３　経口避妊薬「アンジュ」の勉強会をしました。
H２３.０８.１０　By　就実大学のYAさん：アルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」と「イクセロンパッチ」の勉強。
H２３.０８.１０　By　就実大学のMHさん：アルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」と「イクセロンパッチ」の勉強。
H２３.０７.０７　「気管支拡張治療から抗炎症治療へ変わってきた気管支喘息治療」について、及び「シムビコートタービュヘイラーの有用性」について勉強しました。
H２３.０７.０３　イソバイドの飲み方研究をしました。
H２３.０６.３０　骨粗鬆症治療薬「ビビアント錠」の勉強会をしました。
H２３.０５.２１　抗凝固薬「プラザキサ」の勉強会をしました。
H２３.０５.１９　アルツハイマー治療薬　「レミニール」の勉強会をしました。
H２３.０４.１8　石巻でのボランティア活動中報告です。
H２３.０４.１7　現在石巻でボランティア活動中です。
H２３.０４.１２　活性型VD3製剤「エディロールカプセル」の勉強会をしました。
H２３.０４.０８　認知症治療薬「メマリー」の勉強会をしました。
H２３.０３.０５　「骨粗鬆症の治療剤フォルテ」の勉強会をしました。
H２３.０１.２０　「クラリシッド」の勉強会をしました。
H２３.０１.１５　アトピーへ適応拡大になった乾癬治療薬「ネオーラル」の勉強会をしました。
H２３.０１.１５　心不全治療薬「アカルディ」の勉強会をしました。
H２２.１２.１１　今世紀最後の抗ヒスタミン薬と言われる「ザイザル錠」の勉強会をしました。
H２２.１１.２７　｢ガバペン｣の勉強会をしました。
H２２.１１.１１　　長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤　｢イナビル吸入粉末剤20��｣の勉強会をしました。
H２２.０９.３０　「トラマール」についての勉強会をしました。
H２２.０９.１４　「ロゼレム」についての勉強会をしました。
H２２.０９.１３　「フリバス錠」についての勉強会をしました。
H２２.０８.３１　「ルミガン」についての勉強会をしました。
H２２.０８.０３　「リリカ・カプセル」についての勉強会をしました。
H２２.０６.１８　「グレースビット」についての勉強会をしました。
H２２.０６.１０　「スピリーバ　レスピマットの吸入方法」についての勉強会をしました。
H２２.０６.０４　「ラミクタール」についての勉強会をしました。
H２２.０４.２０　「β２刺激薬、主にメプチン」についての勉強会をしました。
H２２.０４.１０　黄斑変性症治療薬「ルセンティス」の勉強会をしました。
H２２.０３.２６「ゼチ-ア」の勉強会をしました。
H２２.０３.１８「デュロテップ®MTパッチ」の勉強会をしました。
H２２.０３.１３「レザルタス」の勉強会をしました。
H２２.０２.１「シムビコート」の勉強会をしました。
H21.１２.７「選択的DPP-4阻害剤：グラクティブ」の勉強会をしました。
H21.１２.３「リフレックス錠」の勉強会をしました。
H21.１１.２「アボルブカプセル」の勉強会をしました。
H21.９.３「リバロ錠」の勉強会をしました。
H21.９.0１「アピドラ」の勉強会をしました。
H21.7.06「アラミスト」の勉強会をしました。
H21.6.16「クラビット」と「ＰＫ／ＰＤ理論」の勉強会
H21.6.15「エカード」の勉強会
H21.６.１２「グリミクロン・SU剤全般」の勉強会をしました。
H21.6.12「グリミクロン・SU剤全般」の勉強会
H21.5.29「広島に新人・若手職員研修に行ってきました。」
H21.5.29「めまい」の勉強会
H21.3.30「アテレック」の勉強会
H21.3.11「イベルタン錠」の勉強会
H21.3.11「尋常性ざ瘡治療薬ディフェリンゲル」の勉強会
H21.2.18「イベルタン錠」の勉強会
H21.2.14「大腸がん」の勉強会
H20.10.17「イボリーの勉強会
H20.7.22「ジェイゾロフトの血中濃度について」
H20.6.28「アバプロ（ｲﾙﾍﾞｻﾙﾀﾝ）」の勉強会
H20.6.26「片頭痛治療剤アマージ錠」の勉強会
H20.5.30「ペグイントロン」の勉強会
H20.5.7「プラビックス」の勉強会
H20.4.24「チャンピックス」の勉強会
H20.4.18「てんかん」の勉強会
H20.3.16「ウリトス」の勉強会
H20.3.11「南岡山医療センター薬剤師研修会」に参加しました。
H20.3.5「ランタス注の勉強会」
H20.2.22「ブロプレスの勉強会」
H20.2.16「第９回倉敷耳鼻咽喉科フォーラム」
H20.2.15「オルベスコの勉強会」
H20.2.5「ジェイゾロフトの勉強会」
H19.12.11「ジェニナックの勉強会」
H19.12.03「オルベスコ（吸入ステロイド喘息治療剤）の勉強会」
H19.12.03「セララ（エプレレノン）の勉強会」
H19.11.10「フォサマック錠３５ｍｇ（骨粗鬆症治療薬）の勉強会」
H19.10.29「ＣＫＤ（慢性腎臓病）の勉強会」
H19.9.22「キプレス新製剤（４mg細粒剤）の勉強会」
H19.9.20「オキシコンチン錠の勉強会」
H19.8.04「デトルシトール一周年記念講演会」
H19.7.27「第一回CASPワークショップ＠倉敷」に参加しました。
H19.7.21「抗がん剤アバスチン」の勉強会をしました。
H19.7.05「セレコックス錠」の勉強会しました。
H19.6.20「コーチングの勉強会＃2」
H19.6.05「コーチング」の勉強をしてきました。
H.19.5.22「高齢者喘息」の勉強会
H19.4.28「ゼチーア勉強会」
H19.4.12「プレタール錠(ｼﾛｽﾀｿﾞｰﾙ)の勉強会」
H19.4.10「クレストール勉強会」
H19.4.5「狭心症とＣａ拮抗剤」
H19.4.4「グルコバイの勉強会をしました」
H19.4.1「タリオン勉強会」に出席しました。
H19.3.31「糖尿病治療学術講演会に行ってきました」
H19.3.7「ステロイド外用剤」の勉強会をしました。
H19.3.1「ＯＡＢ治療剤デトルシトール」の勉強会をしました。
H19.02.21「クレーム対応の研修に行ってきました」
H19.02.17「抗精神薬の勉強会」
H19.02.13「クレストールの勉強会」
H19.02.13「ＭＫさんの自己紹介」
H19.02.06「セイブル錠講演会」
H19.02.05「ＨＹさんの自己紹介」
H19.01.26「レキャップの勉強会」
H19.01.25「プレミネント錠の勉強会」
H18.12.14｢ティーエスワンカプセルの勉強会｣
H18.12.03「企業説明会＠就実大学」
H18.9.27「クレストール」勉強会
H18.8.29「コニール」の勉強会をしました
H18.8.02「テルミサルタンと最近のメタボリックシンドローム関係」の講演会
H18.8.02「ハイペン」の勉強会をしました。
H18.7.20大阪へ研修に行って来ました。
H18.7.25「カルブロック」勉強会
H18.7.19「排尿障害ー診断と治療」
Ｈ18.7.12「脳・心・腎連関研究会」へ行ってきました。
H18.7.12「ランデル」勉強会
H18.7.06 「毎月恒例の手話勉強会」が有りました。
H18.6.30 「勉強会・過活動膀胱の発生メカニズムと治療」
H18.6.28 「脂質低下療法」の勉強会
H18.6.23 「ユリーフ」勉強会の開催
広島に新人・若手職員研修に行ってきました。
尋常性痤瘡治療薬「ベピオゲル」の勉強会をしました。
アルコール依存症　断酒補助剤「レグテクト」の勉強会をしました。
持続性選択的ＤＰＰ−４阻害剤「マリゼブ錠」の勉強会をしました。
持続性選択的ＤＰＰ−４阻害剤「マリゼブ錠」の勉強会をしました。
はな薬局外での勉強会
H２６.１１.２０　「潰瘍性大腸炎」の勉強会に参加しました！
Ｈ２６．０９．０３　就実大学へ勉強会に行ってきました。テーマは「糖尿病と脂質異常症に関連した合併症の予防｣です。
Ｈ２６．０７．２３　「高齢者の口腔ケア〜ビスホスホネートと顎骨壊死の関係」の勉強会に参加しました。｣
Ｈ２６．０５．０２　「高齢者の循環器疾患の管理」の勉強会に参加しました。
Ｈ２６．０３．１０　SGLT2阻害剤「スーグラ錠」のWEB勉強会に行って来ました。
Ｈ２６．０３．０３　ハートカンファランスに参加しました。
Ｈ２６．０３．０１｢脂質異常症｣の研修会に参加しました。
Ｈ２６．０２．１４｢薬物動態の鉄則」の勉強会に参加しました。
Ｈ２６．０２．１１「精神科領域薬剤の勉強会｣に参加しました。
Ｈ２６．０２．０６「岡山市薬剤師会勉強会　吸入療法の基礎知識」の研修会に参加しました。
Ｈ２２．１１．２８「β遮断薬」の勉強会に行ってきました。
Ｈ２０．１０．４「�況薪�尿病」の勉強会
Ｈ１９．１２．１２「セセラ・ジェイゾロフト」の勉強会
Ｈ１９．１０．２０「アテレック」の勉強会
Ｈ１９．４．０１「タリオン」の勉強会
Ｈ１９．３．３１「糖尿病治療」学術講演会
Ｈ１９．２．１５「クレーム対応研修会」＠大阪
Ｈ１９．２．０１「セイフル錠」の講演会
Ｈ１８．８．０２「インスリン抵抗性と高血圧」
Ｈ１８．７．２０　大阪で新人研修を受けてきました。
Ｈ１８．７．１９「排尿障害ー治療と診断」市薬剤師会
Ｈ１８．７．１２「脳・心・腎連関研究会」へ行ってきました。
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2012年04月26日
選択的直接作用型第��a因子阻害剤「イグザレルト」の勉強会をしました　

岡山の街の健康応援団！！
＆
岡山市の元気でやりがいのある調剤薬局
”はな薬局”by A.I.E.(Attitude Is Everything.)

選択的直接作用型第Ｘａ因子阻害剤「イグザレルト」の勉強会をしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　Ｂｙ　ＹＮ＠内尾店
平成２４.４．２５

【イグザレルト錠について】
一般名：リバーロキサバン
規格：10mg,15mg
2012年4月18日に発売されたばかり　

＜薬価比較＞
・イグザレルト10mg＝372.4円、15mg＝530.4円
・プラザキサ75mg＝132.6円、110mg＝232.7円
・ワーファリン1mg＝9.6円イ
イグザレルト15mgを1日1回1錠は、プラザキサ75mgを1回2錠、1日2回飲んだ時と同じ薬価。 

＜効能効果＞
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

 ＜用法用量＞
15mgを1日1回食後に経口投与。腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg 1日1回に減量する。
[用法・用量に関連する使用上の注意］
　　1)クレアチニンクリアランス30-49mL/minの患者には、10mgを1日1回投与。
　　2)クレアチニンクリアランス15-29mL/minの患者では、血中濃度が上昇することが
　　示唆されており、有効性及び安全性は確立していないので、慎重に検討した上で、
　　投与する場合は10mgを1日1回投与。 

＜作用機序＞
選択的かつ直接的第Xa因子阻害剤である。内因系・外因系血液凝固カスケード中の第Xa因子を阻害することで、トロンビン産生・血栓形成が抑制される。トロンビンの作用を阻害せず、血小板に対する直接作用を有さない。 

＜ADME＞
バイオアベイラビリティ：ほぼ100%
投与量の2/3が肝臓で代謝され、1/3が未変化体（活性体）のまま腎臓から排泄される。
BAが約100%のため、個人差は少ない。
食後の服用を忘れてしまった場合は、気付いた時にすぐ1錠を飲む。その際、必ずしも食後に服用する必要はないが、空腹時に経口投与した場合には、BAが多少下がることがある。これは難溶解性であるリバーロキサバンの吸収が、高脂肪食によって改善されることが原因だと考えられる。 

＜副作用＞
鼻出血（16.3%）、歯肉出血（8.5%）など

 特徴
・1日1回1錠
・世界で初めての経口第Xa因子阻害剤・ビタミンK（納豆など）の摂取制限なし
・日本人に適した用量設定（欧米人の20mg/日に対し、日本人には15mg/日
　（腎障害患者では10mg/日）が設定された）
・日本人のエビデンスにおいて有効性と安全性を確認
・モニタリング不要・一包化OK（吸湿性なし。粉砕の可否についてはまだ不明）

 ＜注意事項＞
・必ずクレアチニンクリアランスを算出し、投与の適否、投与量を判断
・アスピリン等の抗血小板剤との併用については、慎重に判断
・出血の予防法、出血時の対処を患者さんに指導 ・服用の間隔は12時間以上あける
・ワーファリンから切り替える場合、ワーファリンを中止してから3日間ほど間隔をあけ、
　PT-INRが治療域の下限以下になったことを確認してから、イグザレルトの投与を開始
・プラザキサから切り替える場合、プラザキサを中止してから12時間以上の間隔をあけて
　イグザレルトの投与を開始
・手術前24時間は服用しないように指導
・術後は止血を確認してから投与する 

＜至適患者＞
・ワルファリン投与中で、PT-INRが変動しやすい
・新規に抗凝固療法を開始する
・1日1回1錠を好む 

＜考察＞
今まで、抗凝固薬の中心はビタミンK拮抗作用をもつワーファリンであったと思う。
しかし近年、プラザキサをはじめ様々な抗凝固薬が登場している。
プラザキサが直接トロンビン阻害薬であるのに対して、イグザレルトは第Xa因子を阻害して凝固系を抑制する。それぞれ作用機序は異なるが、現在、ワーファリンに代わる薬剤として、心房細動に伴う脳卒中に適応を持つ経口剤は、プラザキサとイグザレルトがあるということになる。

患者さんの要望によって使い分けていくのが理想的だと思う。薬剤師としては、出血の予防法（電気カミソリ・柔らかめの歯ブラシ等の使用）や、出血時の対処法（鼻血の時はうつむいて鼻をつまむ、怪我による出血にはタオルで押さえる圧迫止血）を患者さんに指導することが重要である。ただし、患者さんが出血を怖がって服用をやめてしまわないように注意して、薬剤の意義とともに説明しなければならないと考える。

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2012年04月26日
光学異性体の不眠症治療薬「ルネスタ」の勉強会をしました。
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光学異性体の不眠症治療薬「ルネスタ」の勉強会をしました。
　Ｂｙ　ＫＳ＠内尾店
平成２４．４．１６

不眠症について
不眠症で悩んでいる人は日本人の５人に１人の割合だと言われており特に中年以降になるとその割合は高くなっている。
不眠症とは睡眠時間の長さではなく、目覚めた時にだるさや、眠気があり、日常生活を行っていく上で支障をきたしてしまう程度によって判断される。
睡眠時間が長くても起きた時の状態がまだ眠かったり、だるさがあるようだと不眠症の可能性がある。
逆に睡眠時間が短くても目覚めが爽快であれば不眠ということにはならない。時間ではなく目覚めた時の不快感によって判断される。
身体の不調、環境変化、精神的ストレス、心の病気、薬やアルコールなどにより引き起こされる。

不眠のタイプ
入眠障害　寝つきが悪く、眠りに落ちるまで３０分以上かかる。
中途覚醒　夜中に何度も目が覚めて、その後なかなか眠れない。
早朝覚醒　朝早く目が覚め、その後眠れない。
熟眠障害　睡眠時間は十分なのにぐっすり眠った感じが得られない。夜間２回以上目が覚める。 

治療
入眠障害には短時間作用型の薬剤が適している。熟眠障害、早朝覚醒には吸収が徐々で分解も遅い長時間作用型の薬剤を選ぶが、抗鬱剤や抗精神疾患薬を使用する事もある。また安易に睡眠薬が投与されることが多いが、睡眠に良い環境調整及び生活指導が重要である。 

ルネスタについて
一般名:エスゾピクロン製剤
規格:1mg,2mg,3mg
薬価:1mg=49.6円,2mg=78.7円.3mg=99.8円
警告:本剤服用後に、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)あらわれることがある。また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意すること。

禁忌:本剤の成分またはゾピクロンに対し既往歴のある患者
　　重症筋無力症の患者(筋弛緩作用により症状を悪化させる可能性あり)
　　急性隅角緑内障の患者(眼圧が上昇し、症状を悪化させる可能性あり)

原則禁忌:肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害で呼吸機能が高度に低下している場合

特徴
・ラセミ体であるゾピクロンを光学分割して得られたS体。（薬理活性の大部分を持つ。
  R体はほとんど薬理活性をもたない）
・入眠障害と中途覚醒のいずれの不眠症に対しても有効。プラセボと比較しどちらも有意である。
・原発性と併発性いずれの不眠症にも有効・投与期間に関わらず、臨床的に問題となる副作用
 （依存性、持ち越し効果など）はみとめられなかった

他剤睡眠薬との違い
・アモバンの半分以下の用量(剤形1,2,3mg)のため、苦みを抑えられる可能性がある。
・半減期が５時間のため、今までマイスリー(半減期２時間)を使用し中途覚醒が出ていた人
  にも適用できる。
  また、持越し効果がないため、レンドルミン(半減期７時間)などで日中眠気がある人にも
  使用できる。
・精神疾患からくる不眠の改善、不眠以外の症状も改善したというデータがあり、
  うつ病と統合失調症にも使用できる。
・様々な不眠症の入眠障害および中途覚醒に有効で、長期に投与した場合でも注意すべき
  副作用のリスクが少ない睡眠薬と考えられる。

効能、効果
不眠症

作用時間
超短時間型。半減期５時間。

用法、用量
成人にはエスゾピクロンとして一回2mgを、高齢者には一回1mgを就寝前に経口投与する。
症状により適宜増減し、成人では一回3mg、高齢者では一回2mgまで増量可。

作用機序
中枢神経系GABAA受容体に結合し、GABAの効果を増強して睡眠作用及び鎮静作用を
発揮する不眠症治療薬。非ベンゾジアゼピン系。

副作用
味覚異常(21%)、傾眠(10.7%)、頭痛(7,8％) 浮動性めまい（5.1％）。
副作用の発現率はルネスタ錠の用量の増加に伴って高くなる。
死亡例や重症度が高度の有害事象はみとめられない。

代謝
主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される

感想
睡眠導入、中途覚醒どちらにも効果があるため、両疾患に悩まされている患者さんにとって選択肢が増えるということが利点だと感じた。不眠症以外の症状も改善することができるということに驚いた。また、実際にどれほど苦みが軽減されているのか示すデータがでればいいなと思う。規格ごとに錠剤の色が異なっているため、監査の時に見やすいなと感じた。 

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2012年04月18日
抗てんかん薬「イーケプラ」の勉強会をしました。

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抗てんかん薬「イーケプラ」の勉強会をしました。
H２４年４月１７日
Ｂｙ　YＮ＠内尾


【てんかんについて】
てんかんは、種々の原因によって生じる慢性の脳疾患で、大脳ニューロンの過剰な発射に由来する反復性の発作を主徴とする。
てんかん発作によって、意識障害や痙攣などが一過性に生じ、めまい・味覚障害・物忘れ等が起こることもある。
日本には約100万人のてんかん患者がいると予想されており、特に小児・高齢者に多い。
認知症と間違えやすく、見分けるためには脳波の測定が必要となる。

 ＜原因の分類＞
○特発性てんかん…70％
　　明らかな病変なし。治りやすく、予後がよい。
○症候性てんかん…30％
　　脳血管障害などの明らかな病変あり。治りにくく、高齢者に多い。
 ＜発作の分類＞○全般発作…40％
　　脳全体から異常な放電が起こる。
　　　・ごく短い意識障害をいきなり起こす欠神発作
　　　・意識消失と同時に、全身の筋肉が短い屈曲と比較的長い伸展
　　　　を交互に反復する強直間代発作・手足がピクンと痙攣する
　　　　ミオクロニー発作
○部分発作…60％
　　脳の一部から異常放電から起こる（焦点あり）。
　　　・意識の消失がない単純部分発作
　　　・意識の消失を伴う複雑部分発作 

＜薬物治療＞神経の興奮系を静めるものや、神経の抑制系を活性化するものがある。
　　　・全般発作の第一選択薬…バルプロ酸ナトリウム「デパケン」
　　　・部分発作の第一選択薬…カルバマゼピン「テグレトール」単剤
　　　　で治療を始めるのが基本だが、効果不十分の場合は、発作型に
　　　　応じて他の抗てんかん薬を併用する。
　　　　　　20〜30%の患者さんが、2剤以上を併用しているのが現状である。
　　　　抗てんかん薬の問題点として、効果が大きい薬剤は副作用も強いために、
　　　　服薬を継続することが難しいことが挙げられる。  


【イーケプラ錠について】
一般名：レベチラセタム錠
規格：250mg,500mg
2010年9月発売　
薬価：250mg＝141.4円、500mg＝230.8円
禁忌：本剤の成分又はピロリドン誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者 

＜効能効果＞
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作に対する抗てんかん薬との併用療法 

＜用法用量＞1日1000mgを1日2回に分けて経口投与。症状により1日3000mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として1000mg以下ずつ行う。 

＜作用機序＞神経終末のシナプス小胞タンパク質2A（SV2A）と結合することで、神経伝達物質を調整し、発作の抑制に寄与していると考えられている。 

＜副作用＞鼻咽頭炎（53.0％）、傾眠（35.5％）、頭痛（19.9％）など。ただし、鼻咽頭炎を起こす割合はプラセボと同程度であった。また、他の抗てんかん薬と併用で治験を行っているため、どの薬剤による副作用なのか明確にはなっていない。 

＜代謝＞
肝チトクロームP450系代謝酵素では代謝されないため、他の抗てんかん薬の血中濃度に影響を与えない。 

＜注意事項＞
投与を中止する場合は、慎重に少なくとも2週間以上かけて徐々に減量する。眠気、注意力・集中力等の低下が起こることがあるので、患者に自動車の運転等をさせないよう注意すること。

 特徴
・海外の多くの国で使用されている（欧米では10年前から使用されている）
・今までの抗てんかん薬とは異なる新しい作用機序
・他の抗てんかん薬と併用して使用
・投与初日から有効用量に達し、1〜3日目で効果が出る
・食事の影響は受けにくく、いつ服用しても構わない
・効果が高く、かつ副作用が少ないので、服薬継続率が高い
・肝P450を誘導・阻害しないので、併用薬の血中濃度に影響を与えない
・併用注意・併用禁忌薬がないため、高齢者にも使いやすい  

【感想】
高齢の患者さんは複数の薬を服用している場合が多いので、併用薬を気にしなくてよいのは、高齢者に対する治療において大きな利点だと思う。
現在では部分発作の併用療法のみだが、単剤での使用や小児に対する治験も進んでいるということなので、これからの動向にも注目したい。
自動車運転の危険性の説明を、しっかり患者さんに行っていかなければいけないと思う。
 
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