2008年02月05日
ジェイゾロフトの勉強会をしました。
ジェイゾロフトの勉強会をしました。
HM@東畦店
平成20130日(水)東畦店にて 
 

東畦店今年最初の勉強会はSSRIのジェイゾロフトです。
年末年始は日常の業務に忙しく、久しぶりの勉強会となりました。  

ジェイゾロフトの特徴
  
   
11回、食事に関係なく服用できる。
    ⇒患者さんの生活スタイルに合わせた服薬が可能。
     用量は25mgから開始し漸増、最高で100mgまでとする。
     すぐに効果が現れる薬ではないため、最長で1ヶ月程度
     ベンゾジアゼピン系の薬剤を併用することもある。

   
うつ病に対して、日本で初めて再燃抑制効果が認められた。

   
代謝酵素を阻害しない。
     ⇒他のSSRIでは肝代謝酵素に影響を与えることから、
      併用薬との相互作用に注意が必要となるが、ジェイゾロフト
      ではその心配がない。

   
体内動態が線形性を示す。(投与量に比例して血中濃度が上がる)
     ⇒予想外の血中濃度上昇が起こりにくく、管理しやすい。

   
コリン系の副作用、眠気が少ない。下痢がやや多い。
     ⇒他のSSRIに比べ、全体的に副作用は少ない傾向にある。
      副作用の約50%が服用開始から1週間以内に現れる。
      副作用(特に消化器系)は他剤と同様、服用を続けることで
      改善することが多い。あらかじめ、吐き気どめ、
      下痢どめなどの薬剤を併用しておくこともある。

 
 今回の勉強会は昨年中に行う計画でしたが、いろいろなスケジュールの都合により年を越しての開催となりました。担当MRさんが、勉強会が遅くなってしまったので…と、事前にある冊子を持って来られました。「うつ病の治療開始から終了までの疾患マネジメント」という20ページほどの冊子なのですが、とても分かりやすく書かれており参考になりました。興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

幸いなことに今のところ、私の身近にうつ病の方はいません。しかし、友人の友人がうつになって自殺したとか、抗うつ薬の副作用でおかしいといった話を聞くことは多くなったように思います。(薬剤師をしているからかもしれませんが)うつ病は『心の風邪』と表現されるように、誰にでも起きる可能性のある病気です。また、治療に時間がかかるケースが多いようです。使いやすい薬の登場で患者さんの負担が少しでも軽くなれば何よりです。