2012年09月28日
腎・胆汁排泄型のDPP4阻害薬「テネリア」の勉強会をしました。
 
岡山の街の健康応援団!!
岡山市の元気でやりがいのある調剤薬局
”はな薬局”by A.I.E.(Attitude Is Everything.)


  腎・胆汁排泄型のDPP4阻害薬「テネリア」の勉強会をしました。

2012911
DT@妹尾店

20129月発売(田辺三菱・第一三共 併売)
錠剤: 1規格(20mg)のみ
組成: テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物
効能効果: 2型糖尿病
      
(ただし、以下のいずれかの治療で効果が得られない場合に限る)
         
ž   食事療法、運動療法のみ
         
ž   食事療法、運動療法に加えてSU系薬剤を使用
         
ž   食事療法、運動療法に加えてTDZ(チアゾリジン)系薬剤を使用
用法:    通常、成人には1日1回20mg服用。効果不十分なら1日1回40mg服用に増量できる。
                 
↑食前、食後関係なく、患者の飲みやすい時間にすることができる。

 <特徴>
Ÿ   国内5番目(成分)のDPP4阻害薬
Ÿ   肝臓・腎臓の2ルートで消失。
  
Ø  代謝されるのが65.6%(うち、肝代謝・腎代謝が約半々とのこと)、腎排泄(未変化体)34.4%
  
Ø  このうち、腎機能低下者で問題となるのが腎代謝と考えられていて概算で3割程度。
    また、AUCが2倍にまで至っていないことにより、透析をするような末期の腎機能障害者
    でも用量調節が必要なく投与できる。
Ÿ   半減期は約24時間(20mg)。これにより、1日1回投与で朝・昼・夕食後までの高血糖を改善。
 (メーカー曰く、食後1−2時間の血糖値の下げが従来のDPP4阻害より一番良いのが売りとのこと)
Ÿ   副作用について
    
主なものは低血糖3%、便秘0.9%
    
重大なものとしては、腸閉塞(頻度不明)があるが、DPP4阻害薬全体であるとみられている。
    
便秘や腸閉塞にしても、DPP4阻害薬による腸運動の若干の低下があるためと考えられる。 

<その他>
Ÿ   7日間服用で定常状態になる。(蓄積性なし)
Ÿ   割線なし。粉砕、一包化可。ただし、中身が露出すると苦味はある。 

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 <考察>
糖尿病は合併症のとして腎症がある。肝・腎臓の2つの排泄経路があり、関与が各々約半々。(うち、大事なのが未変化体排泄より、腎代謝される排泄経路とのことで、)それによって透析が必要な末期に至るまで、用量調節が必要なく投与できることはとても有用である。また今後、併用の適応が増える予定があるとのことで、使用範囲の拡大にも期待できる。各薬剤一長一短あるが、患者にとって選択が広がることは良い。

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