2014年10月22日
乾癬治療薬「ドボベット軟膏」の勉強会をしました。

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乾癬治療薬「ドボベット軟膏」の勉強会をしました。

2014年10月22
By YN@妹尾店

H26.9月発売
カルシポトリオール(ドボネックス)+ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP)の合剤(11
効能効果:尋常性乾癬
通常、11、患部に適量塗布する。
※頭皮や顔には適応がない。幹部のみに塗布し、使用後は手を洗う。
1週間に90gを超える使用は行わないこと。
新薬扱いなので、2週間縛りあり=1回の処方で180gまで。
尋常性乾癬としては、ドボベットは十数年ぶりの新しい外用剤。

 尋常性乾癬
54万人の患者さんがいる。薬物治療・外用療法が主。
主にV.D3やステロイドの外用が用いられる。併用することが多く、単剤に比べ効果も高い。 

V.D3の効果:主に表皮細胞がターゲット。ケラチノサイトの分化異常や過剰増殖を抑えるステロイドの効果:主に免疫細胞がターゲット。炎症を抑える。
V.D3の副作用:刺激感
ステロイドの副作用:皮膚萎縮 

併用の仕方…混ぜて渡す・別々のタイミングで塗る・重ねて塗るなど、
Drによって指示は様々。
併用することで互いの効果を補い、副作用をカバーできる。
pHが両者で異なるため、今まではV.D3とステロイドの合剤は発売されてこなかった。
V.D3はアルカリ性、ステロイドは酸性で安定。V.D3は酸性化で壊れてしまう。
しかし、ドボベットは水無しの基材を配合することで、両者ともに安定化させることに成功した。 

11回でも12回でもドボベットの効果は同じだった。
塗布回数が12回だと、1回の人に比べてアドヒアランスは約半分に落ちてしまう。
11回でよいことで、患者さんのアドヒアランス低下を防止できる。
1週間程度の早期から効果が実感できる場合が多く、このこともアドヒアランス向上に繋がる。

感想
仕事をしている人は朝に薬は塗りにくいことが多いため、11回で済むのは大きな利点です(ドボネックスは12回)。しっかり継続することが大切なので、声掛けも続けていこうと思います。 


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2014年10月22日
夜尿症治療剤「ミニリンメルト」の勉強会をしました。

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夜尿症治療剤「ミニリンメルト」の勉強会をしました。

2014年10月22
By HO@内尾店

ミニリンメルトとは夜尿症治療薬である。

<夜尿症の定義(日米精神医学会のDSM-犬亡陲鼎)>

●睡眠中、無意識に排尿する。

5歳以上で少なくとも週に2日以上の夜尿がある。

●神経系の先天的、後天的な障害はない。

※おねしょ・・・幼児期に、夜寝ている間におもらしをする
 (排尿にかかわるメカニズムが未熟)

 

<夜尿症の原因>

●夜間の尿量が多い。(抗利尿ホルモンの夜間分泌不足)

●膀胱の容量が小さい。

●睡眠が深い。

●心理的ストレス。

●膀胱や心臓の器質的な異常etc

 

<夜尿症の対策(生活指導)>

●冷え対策。

●排尿抑制。(我慢することで膀胱が大きくなることがある)

●規則正しい生活習慣の指導。

●水分摂取リズムの調整。

●塩分の調整。

 ミニリンメルトOD錠

<一般名>

デスモプレシン酢酸塩水和物口腔内崩壊錠

 

<効能効果>

・尿浸透圧あるいは尿比重の低下に伴う夜尿症

・中枢性尿崩症

※ミニリンメルト120240㎍で作用時間711時間。

 

<薬理作用>

デスモプレシンは、抗利尿ホルモンであるアルギニンバソプレシンを化学修飾したペプチド製剤で、腎尿細管のバソプレシンV2受容体に選択的に結合することで水の再吸収を促進させ、尿を濃縮させることにより抗利尿作用を示す。

 

<用法用量>

・尿浸透圧あるいは尿比重の低下に伴う夜尿症

 通常1日1回就寝前にデスモプレシンとして120㎍から投与開始、
 効果不十分の場合は
240㎍に増量。

・中枢性尿崩症

 通常、デスモプレシンとして160~120㎍を1~3回投与。
 投与量は患者の飲水量、尿量、尿比重、尿浸透圧により適宜増減するが、
 
1回投与量は240㎍までとし、1日投与量は720㎍を超えないこと。

※夜尿症及び中枢性尿崩症の治療における水分摂取管理の重要性を考慮し、
 水なしでのむこと。
 (口腔粘膜からも吸収されるため水で飲むと効果も減弱する。)

※夕食後2時間以上経ってから服用。
 (食後すぐに薬を飲むと効果が弱くなることがあるため。)

 

<使用上の注意>

・慎重投与

1) 高血圧を伴う循環器疾患、高度動脈硬化症、冠動脈血栓症、狭心症の患者。
(血圧上昇により症状を悪化させるおそれがある。)

2) 下垂体前葉不全を伴う患者。
(低ナトリウム血症が発現しやすい。)

3) 軽度の腎機能障害のある患者。「クレアチニンクリアランスが50~80mL/分」
(血中半減期の延長、血中濃度の増加が認められる。)

・副作用

1) 重大な副作用

脳浮腫、昏睡、痙攣等を伴う重篤な水中毒があらわれることがあるので、
過量な水分の摂取には十分注意し、異常が認められた場合には投与を
中止して、水分摂取を制限し、必要な場合は対処療法を行うなど、
患者の状況に応じて処置すること。(頻度不明)

2) その他の副作用(0.5%以上)

浮腫、低ナトリウム血症、悪心、嘔吐。

 

<副作用とその対策>

・水中毒を予防するため、薬を服用する2~3時間前より翌朝までの飲水は、
 コップ
1杯程度にする。多めに飲んだ場合は、薬の服用をやめる。

※水中毒の症状・・・頭痛や吐き気、嘔吐、体のだるさなど。症状が重い場合、
 昏睡や痙攣もおこる。

・薬の服用を中止する際は勝手に中止せず、1日おきに服用したり土日だけやめる
 など徐々に減量する。

 

<感想>

患者さんのなかにはおねしょと夜尿症の区別がつかなかったり、病気と思わず悩んでいる方もいるだろう。
夜尿症は年齢とともに治る方が多いのであえて治療しなくても良いのではないかと考えていたが、楽しい思い出作りのはずの学校宿泊行事を不安に思ったり、おもらしをすることでいじめの原因になったりすることもあるので早く治療することも選択の一つだと思った。その際も薬に頼るのではなく、生活習慣の改善も大切である。



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