2010年06月10日
「スピリーバ レスピマットの吸入方法」についての勉強会をしました。

スピリーバ レスピマットの吸入方法の勉強会をしました。 
                        
  By MH@妹尾店

スピリーバに新しい吸入デバイス『レスピマット』が加わりました。

 
スピリーバ:長時間作用型吸入気管支拡張剤
COPD患者さんにおける定期使用の第一選択薬として推奨されている。 

COPD
60歳の3人に1人はCOPDの疑い有い。
原因:主に喫煙症状
:慢性の咳・痰・息切れ
      ひどい時は一日おぼれるような苦しさ
      COPD患者は健康成人より速い速度で呼吸機能を失っていく
                ↑          
           薬で緩やかにする事は可能
           重症になる前の早期治療(スピリーバの投与)が大切!!


 
レスピマット
 ・レスピマットは薬を霧状にする事で吸入時の利便性を高めたもの→効率よく肺に届く
 ・30日分の吸入ができる
 ・吸入用カプセルと効能・効果は同じ
   ・吸入用カプセル118μg×1吸入 レスピマット12.5μg×2吸入
                        → 1/4の投与で効果同じ
 ・室温保存
 ・無味・無臭 

レスピマットの仕組み
  キャップをあけるとマウスピースが現れ、吸入口となる。
  薬が入ったカートリッジを入れ、透明ケースを装着。透明ケースを回転させてから
  グレーのボタンを押すと霧状の薬が出る仕組み。

カートリッジの挿入方法
  (間違って薬が噴射されないように)キャップを閉じた状態で、安全止めを押しながら
   透明ケースをはずす。
  カートリッジの緑色の部分をレスピマットにむけて挿入し、硬い平面の上でゆっくりと
  押し込んで最後まで挿入(この時、カートリッジが少〜しだけとび出ている)
  透明ケースを装着して完了。

カートリッジを挿入してからはじめて吸入する前に必要な準備
  まず、キャップを閉じた状態にして上向きに持ち、透明ケースをカチっというまで
   180度回転させる。(レスピマットは、吸入液をストローのようなもので吸い上げて
  充填する仕組みなので、上向きにして充填しないと薬が完全に吸いきれないおそれがある)
  キャップを完全にあけて、下に向け(薬が目などに入らないようにするため)
  噴霧ボタンをおす。
  霧が見えるのを確認したら、キャップを閉じて、同じ操作を
  あと3回繰り返す。
  つまり吸入前に空打ちを4回する。ここまでの操作は投薬前に薬剤師が行い、
  空打ちの最後の
1回分を投薬時のデモにすると良いかも。
  この空打ち分は30日分の吸入分には含まれていない事も説明。
 

毎日の吸入方
  1日1回2吸入  まず、キャップを閉じた状態にして上向きに持ち、
  透明ケースをカチっというまで
180度回転させる。キャップを完全にあけ、
  息をゆっくり最後まで吐き出す。通気孔をふさがないように吸入口をしっかりくわえ、
  レスピマットを咽候部へまっすぐ向け噴霧ボタンを押し、できるだけ肺いっぱいに
  息を吸い込み
10秒を目安に苦しくならない程度の間息を止める。
  キャップを閉じ、もう一度同じ操作を繰り返す。
  吸いながら押せばむせにくい。息を吐いたり、止めたりするとむせる事がある。 

保管・手入れ  使用する時以外はキャップを閉じて保管  
  少なくとも、週に1度はマウスピースとその内側の金属部分を布などで拭く。
  水で洗浄はできない。

 感想:
  慣れないうちは、患者さんに吸入法を説明するのがぎこちなくなりそうなので、
  伝えることに漏れがなく、できるだけ分かり易く説明できるように、自分の中で
  しっかりと整理しておかなくてはと思いました。