2006年07月27日
新人研修に行って来ました!
H18年7月20日
大阪へ新人研修に行って来ました。


サービス業としての保険薬局を考える
〜保険薬局で働く意義とは〜

研修内容
●保険薬局を取り巻く環境
・団塊世代退職で2008年には積立金が底をつく。
・受信抑制や長期処方の増加によって、売上減少。
・薬価差益減・在庫負担に伴うロスの増加などによる利益率減少。
・人件費・在庫・設備負担増などによる経費の増加。
・薬局=サービス業という意識の浸透。
・保険薬局間の競争の発生。
・量的強化から質的評価への変化。
このような変化の中で、高い人的サービスが求められている。
私たちはどのような考えを持ち、仕事をしていくべきか。

●保険薬局の商品とは?
・製薬メーカーの商品…薬
・医薬品卸の商品…配送・在庫・営業
商品には「効用」と「特徴」がある。
効用…顧客が商品から得られるメリット。(顧客側の視点)
特徴…効用を実現するために持っている能力・用件を裏付けるもの。(提供する側の視点)
処方せん応需サービスにおいての「効用」と「特徴」とは?

例)
商品 効用 特徴
監査 数量・規格違いなく服用できる ダブルチェック
初回インタビュー 自分の事を知ってもらえる 薬剤の知識 安心感が得られる 笑顔・挨拶
これらを明確に意識し、現場で使っていく。


感想
医療費が底をつくというのは知っていましたが、目前だというのを知って驚きました。

知識を増やすというのはもちろん大切だと思います。
それに加えて自分がすることによって、患者さんにどんな利益があるのかということを考えることの重要性を感じました。
討論の際、どんな商品も突き詰めれば患者さんの安心感に繋がるという意見が出たのですが、まさにその通りだと思いました。
患者さんに安心していただけるよう、常に笑顔で対応し、笑顔に繋がるよう知識を深め、日々の行動一つ一つに責任を持っていきたいなと思いました。

今回、私含めて4人と人数的には少なかったのですが、周りはベテランの方々ばかりで非常に参考になる意見も多く有意義な時間が過ごせました。
特に、参加されていた薬剤師とは違う視点で薬局に携わっている事務の方の意見は、驚かされるものが多々あり参考になりました。


妹尾店 A.N

 
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2006年07月26日
L型Caチャネルブロッカー「カルブロック」の勉強会をしました。
H18.07.25 参加者6名
L型Caチャネルブロッカー「カルブロック」の勉強会をしました。

カルブロックの特徴
カルブロックはアムロジン・ノルバスクと同じ第三世代のCaチャネルブロッカーで、半減期の長い製剤です。
ただその作用はゆっくりとしていて、目標血圧に達するのには2〜12週かかると言われています。

特徴の一つとして、直接カルシウムチャネルに作用するのではなく、一度脂質膜に取り込まれてから作用を発揮します。(メンブランアプローチ)
そのため、長期服用後1日休薬しても、その作用は持続するそうです。

ゆっくり作用することでアムロジン・ノルバスクで浮腫が起こるような患者さんにも使っていただける薬剤となっています。


カルブロックの心保護作用
Caチャネルブロッカー自体は心拍数を下げる作用があるのですが、交感神経刺激が反射的に起こってしまうため、反射性頻脈があります。
その交感神経刺激をしない作用がある為、反射性頻脈を起こしにくく、心拍数が下がることによって心肥大を改善するので、心臓にも優しい薬剤だと言われています。


その他
排泄はそれぞれ
アムロジン・ノルバスク→腎排泄
カルブロック→肝代謝
が主となっています。

脂溶性の高い薬剤で、アゾール系抗真菌薬・抗HIV薬は禁忌、スタチン系も併用注意で、アムロジン・ノルバスクに比べグレープフルーツジュースの影響も受けやすいです。(アゾール系抗真菌薬・抗HIV薬はCYPとの親和性が非常に高い薬剤なので、カルブロックの血中濃度のみが上昇するそうです)

また、食事の影響もあり食後の吸収が良くなっています。


他にも作用機序等まだまだ不明な点が多いけれど、L型なのに輸出入細動脈も拡張するらしい等、様々な可能性を秘めた薬剤だなと思いました。

妹尾店 A.N

 
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2006年07月20日
岡山市薬剤師会の勉強会がありました。
岡山市薬剤師会の定期研修会がありました。
岡大の泌尿器科のDrが講師で排尿障害全般についての話でした。
この領域はα1ブロッカー(ユリーフ)・抗コリン剤(デトルシトール、ベシケア)と新薬が出たばかりでホットな領域です。
排尿障害・蓄尿障害・TURーPの動画など興味深い話でした。

排尿障害 男性の場合主に前立腺肥大(BPH)が原因。
   薬物治療の中心はα1ブロッカー(ユリーフ、ハルナール等)  α1受容体サブタイプへ   の選択性の違いは以前のユリーフ勉強会で紹介。
   手術としてはTURーPが一般的。
   術者の技術にもよるが非常に効果的。ミカンの内側をくり抜くようにと指導されるとの   こと。動画による手術を初めて見た。肥大部分をペロリとはぎ取る様子に感動。
   経尿道的前立腺高温度治療は効果が出るのに約3ヶ月かかり効果もTUR−P程で
   はないので最近は少ないとのこと。

OAB(過活動膀胱)
   OABの定義  症状症候群であって切迫性尿失禁は必須ではない。
   OABの実数・原因のあと代表的な治療法・薬物療法
   デトルシトール・ベシケアとも膀胱に多いムスカリン受容体サブタイプのM3に高い
   選択性を持つ。

OABに対する末梢神経を刺激する療法として
   低周波療法
   磁気刺激療法
   ボツリヌス毒素注入療法などがある。ボツリヌス毒素注入療法の特徴としては
   1週間以内に症状が改善したが効果持続期間は3〜10ヶ月。

BPH患者に対するα1ブロッカーと抗コリン剤との併用はあり得る。BPH患者の40〜60%に不安定膀胱が合併し、α1ブロッカーにより閉塞を解除しても尿意切迫感・切迫性尿失禁などの不安定膀胱による症状の30%は残る。
抗コリン剤の併用により症状が改善。

興味深い資料としては、フィナステリド(5αリダクターゼ阻害剤)とα1ブロッカーの併用により前立腺肥大を有意に予防できるという資料があった事で,なぜα1ブロッカーを併用すれば肥大が予防出来るのかは分からないが、とても興味深く文献等を調べてみようと思います。                      石川
   
   


 
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2006年07月20日
大阪で新人研修を受講してきました。
H18年7月20日

大阪へ新人研修に行って来ました。


サービス業としての保険薬局を考える
〜保険薬局で働く意義とは〜

研修内容
●保険薬局を取り巻く環境
・団塊世代退職で2008年には積立金が底をつく。
・受信抑制や長期処方の増加によって、売上減少。
・薬価差益減・在庫負担に伴うロスの増加などによる利益率減少。
・人件費・在庫・設備負担増などによる経費の増加。
・薬局=サービス業という意識の浸透。
・保険薬局間の競争の発生。
・量的強化から質的評価への変化。
このような変化の中で、高い人的サービスが求められている。
私たちはどのような考えを持ち、仕事をしていくべきか。

●保険薬局の商品とは?
・製薬メーカーの商品…薬
・医薬品卸の商品…配送・在庫・営業
商品には「効用」と「特徴」がある。
効用…顧客が商品から得られるメリット。(顧客側の視点)
特徴…効用を実現するために持っている能力・用件を裏付けるもの。(提供する側の視点)
処方せん応需サービスにおいての「効用」と「特徴」とは?

例)
商品 効用 特徴
監査 数量・規格違いなく服用できる ダブルチェック
初回インタビュー 自分の事を知ってもらえる薬剤の知識 安心感が得られる笑顔・挨拶
これらを明確に意識し、現場で使っていく。


感想
医療費が底をつくというのは知っていましたが、目前だというのを知って驚きました。

知識を増やすというのはもちろん大切だと思います。
それに加えて自分がすることによって、患者さんにどんな利益があるのかということを考えることの重要性を感じました。
討論の際、どんな商品も突き詰めれば患者さんの安心感に繋がるという意見が出たのですが、まさにその通りだと思いました。
患者さんに安心していただけるよう、常に笑顔で対応し、笑顔に繋がるよう知識を深め、日々の行動一つ一つに責任を持っていきたいなと思いました。

今回、私含めて4人と人数的には少なかったのですが、周りはベテランの方々ばかりで非常に参考になる意見も多く有意義な時間が過ごせました。
特に、参加されていた薬剤師とは違う視点で薬局に携わっている事務の方の意見は、驚かされるものが多々あり参考になりました。


妹尾店 A.N

 
2006年07月19日
「排尿障害ー診断と治療」岡山市薬剤師会の定期研修会
岡山市薬剤師会の定期研修会がありました。

岡大の泌尿器科のDrが講師で排尿障害全般についての話でした。
 
この領域はα1ブロッカー(ユリーフ)・抗コリン剤(デトルシトール、ベシケア)と新薬が出たばかりでホットな領域です。
排尿障害・蓄尿障害・TURーPの動画など興味深い話でした。

排尿障害 男性の場合主に前立腺肥大(BPH)が原因。
   薬物治療の中心はα1ブロッカー(ユリーフ、ハルナール等)  α1受容体サブタイプへ   の選択性の違いは以前のユリーフ勉強会で紹介。
   手術としてはTURーPが一般的。
   術者の技術にもよるが非常に効果的。ミカンの内側をくり抜くようにと指導されるとの   こと。動画による手術を初めて見た。肥大部分をペロリとはぎ取る様子に感動。
   経尿道的前立腺高温度治療は効果が出るのに約3ヶ月かかり効果もTUR−P程で
   はないので最近は少ないとのこと。

OAB(過活動膀胱)
   OABの定義  症状症候群であって切迫性尿失禁は必須ではない。
   OABの実数・原因のあと代表的な治療法・薬物療法
   デトルシトール・ベシケアとも膀胱に多いムスカリン受容体サブタイプのM3に高い
   選択性を持つ。

OABに対する末梢神経を刺激する療法として
   低周波療法
   磁気刺激療法
   ボツリヌス毒素注入療法などがある。ボツリヌス毒素注入療法の特徴としては
   1週間以内に症状が改善したが効果持続期間は3〜10ヶ月。

BPH患者に対するα1ブロッカーと抗コリン剤との併用はあり得る。BPH患者の40〜60%に不安定膀胱が合併し、α1ブロッカーにより閉塞を解除しても尿意切迫感・切迫性尿失禁などの不安定膀胱による症状の30%は残る。
抗コリン剤の併用により症状が改善。

興味深い資料としては、フィナステリド(5αリダクターゼ阻害剤)とα1ブロッカーの併用により前立腺肥大を有意に予防できるという資料があった事で,なぜα1ブロッカーを併用すれば肥大が予防出来るのかは分からないが、とても興味深く文献等を調べてみようと思います。                      石川
   
   


 
2006年07月13日
第一回 脳・心・腎連関研究会へ行ってきました。
脳・心・腎連関研究会へ行ってきました。 H18年7月12日
 心不全における心腎連関と貧血
腎血流量の低下とともに心血管事故、脳梗塞、心不全などのリスクが増大する。腎機能の低下とともに腎での造血因子の産生が低下し貧血状態になる。
食塩感受性と心血管事故ー心腎連関の視点
ユニークな高血圧の水槽モデル?理論で有名なDrの話で最初は主に理論的な説明。後半はその臨床応用。
夜間高血圧(non-dipper)は食塩感受性の高血圧の可能性が高い。
GFRの低下により夜間血圧が上昇、夜間の尿産生が亢進する。
また食塩感受性高血圧は心血管事故・脳卒中との関連あり。
腎臓の予備機能が低下している状態で糸球体内圧が上昇しており尿中微量アルブミンも上昇し腎不全へ移行しやすい。(例:アフリカ系米国人の高血圧など)
非感受性高血圧は糸球体内圧が上昇せず腎不全に移行しにくい。
尿中のアルブミン量を減らす事により心血管イベントも下がる。
人口比で末期腎不全が沖縄・九州・四国に多いのとRA抑制系の人口比の販売量とが逆相関するという資料がありました。
減塩の必要性とRA抑制系の薬剤が私のふるさと四国でもっと使われて欲しいと感じました。
大変取り留めのないまとめですが,継続する事が大切と信じ今後も頑張ります。
その後懇親会で久し振りに親しいDrとお会いし、楽しいひと時を過ごしました。
Drは生活習慣病の専門医でこのブログを案内し、執筆をお願いしました。
近々・・・Drのページ掲載予定です。
お楽しみに!                   石川

 
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2006年07月13日
T型L型Caチャンネルブロッカー:ランデルの勉強会をしました。
デキゴトロジー「ランデル勉強会」 T型Caチャンネルブロッカーの「ランデル」の勉強会をしました。

H18年7月12日        参加者10名
 「ランデル勉強会」の風景です。 

心血管病の危険因子として尿中微量アルブミンがあり
腎機能と心血管死には相関がある。
GFRが60〜70以下の場合、
優位に生存率が下がる。
慢性腎臓病を合併する高血圧の治療としては先ず
ACE−IまたはARBであるが効果不十分なら
Ca拮抗薬・利尿薬の併用も必要。
近年分かってきた事でCaチャンネルにはL、N、T型、
他がある。

L型 平滑筋、心筋、洞房、房室結節に存在 生理機能 興奮収縮関連 
             拮抗薬 DHP系Ca拮抗薬 ベラパミル、ジルチアゼム 

N型 神経系に存在 生理機能 伝達物質分泌 拮抗薬 シルニジピン アムロジピン 

T型 洞房結節、神経系に存在 生理作用は心臓自動能 拮抗薬 ランデル 

ランデルの特徴 主にT型L型Caチャンネルをブロックする事により腎での輸入、輸出細動脈の拡張による腎保護作用、タンパク尿の減少、下腿浮腫改善作用、反射性頻脈をきたさない降圧作用などがある。
降圧効果は約8週〜12週くらいで現れるため患者さんへの指導が大切。
まとめ
Ca拮抗薬としてのシェアーは低いかも分からないが、降圧効果のみならず腎保護作用等非常に有用な薬剤と思いました。
最後は屋久島、縄文杉の朝焼けの貴重な写真で終了しました。
                       東畦店他合同  MI

 
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2006年07月12日
脳・心・腎連関研究会に行ってきました。
脳・心・腎連関研究会へ行ってきました。 H18年7月12日

 心不全における心腎連関と貧血
腎血流量の低下とともに心血管事故、脳梗塞、心不全などのリスクが増大する。腎機能の低下とともに腎での造血因子の産生が低下し貧血状態になる。

食塩感受性と心血管事故ー心腎連関の視点
ユニークな高血圧の水槽モデル?理論で有名なDrの話で最初は主に理論的な説明。後半はその臨床応用。
夜間高血圧(non-dipper)は食塩感受性の高血圧の可能性が高い。
GFRの低下により夜間血圧が上昇、夜間の尿産生が亢進する。
また食塩感受性高血圧は心血管事故・脳卒中との関連あり。
腎臓の予備機能が低下している状態で糸球体内圧が上昇しており尿中微量アルブミンも上昇し腎不全へ移行しやすい。(例:アフリカ系米国人の高血圧など)
非感受性高血圧は糸球体内圧が上昇せず腎不全に移行しにくい。
尿中のアルブミン量を減らす事により心血管イベントも下がる。
人口比で末期腎不全が沖縄・九州・四国に多いのとRA抑制系の人口比の販売量とが逆相関するという資料がありました。
減塩の必要性とRA抑制系の薬剤が私のふるさと四国でもっと使われて欲しいと感じました。
大変取り留めのないまとめですが,継続する事が大切と信じ今後も頑張ります。
その後懇親会で久し振りに親しいDrとお会いし、楽しいひと時を過ごしました。
Drは生活習慣病の専門医でこのブログを案内し、執筆をお願いしました。
近々・・・Drのページ掲載予定です。
お楽しみに!                   石川

 
2006年07月07日
H18・7月6日 「毎月恒例の手話勉強会」が有りました。
妹尾店では、現在、月1回のペースで手話の勉強会をしております。手話の先生、患者さんの協力を得て、処方医、医院スタッフさんにも参加していただいております。

途中から参加の方も多いですが、和やかな雰囲気のなか和気あいあいとやっています。手話の先生も面白くやってくださっています。

協力してくださっている患者さんは、とても楽しみにされているようです。私たちにとっては、その患者さんへの投薬を通じて実践ができるので非常に勉強になり、貴重な体験をさせていただいております。

短い時間のなか、実際は一部のことしかやれていないのでまだまだですが、皆さん吸収がよく、それなりの形になりつつあります。
今後の進歩が楽しみです。

                              
妹尾店 D.T


 
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