2008年03月05日
持効型溶解インスリンアナログ製剤ランタス注の勉強会をしました。
持効型溶解インスリンアナログ製剤ランタス注の勉強会をしました。                          
KO@内尾店

ランタス注の利点
     1日1回の投与で、ほぼ1日にわたり効果が持続
  (ランタスの作用動態より明らかなピークがないため)
   よって、空腹時に低血糖がおきるという副作用も減る)
     ランタスは積極的な用量調節によりHbA1Cを良好にコントロールする
  (海外データより24週間の試験でHbA1C8.6→6.9に)
     投与のタイミングを患者様のライフスタイルにあわせることができる
  (朝食前あるいは就寝前いずれの投与タイミングにおいてもHbA1C
   1.6%低下
また、上記いずれの投与タイミングによっても
   低血糖の発現率変わりなし
     強化インスリン療法の基礎補充のみならず、経口血糖降下薬との
   併用療法にも使える。
   
(経口血糖降下薬と基礎インスリン併用療法のメリット)
   ・     良好な血糖コントロールが得やすい
   ・     インスリン投与量が節約できる
   ・     切り替えに比して血糖コントロールを悪化させるおそれが少ない
   
     患者様の抵抗感が少なく導入しやすい 

ランタスの単位設定の目安
     インスリン導入時
    初期用量   4〜20単位/日
    維持量    4〜80単位/日(他のインスリン製剤の投与量を含む)
     中間型からの切り替え
  前治療が1日1回の場合
      ・・・前治療の中間型インスリン製剤の1日投与量と同単位
         を目安に投与を開始する
  前治療が中間型2回/日投与の場合
      ・・・国内では使用経験が少ない欧州及び米国の試験における
         ランタス減
量の割合は、前治療のインスリン製剤の
         1日投与量のそれぞれ14%および21%
         (
ex中間型20単位→ランタス16単位)80%
                
☆感想☆今回の勉強会はランタス注オプチクリックを実際に使っての手技が主でした。
他社のものより少し構造が複雑なため、使用法も少し手間取る部分もありますが、上記に示すような利点が実際にみられるなら、使う意義が十二分あるお薬だと思いました。
何名か中間型より切り替えになった患者様がいらっしゃるので、その患者様の経過とともにランタスの効果を自分の目で確かめていきたいと思います。