2015年05月22日
パーキンソン病治療薬「ニュープロパッチ」の勉強会をしました。

岡山の街の健康応援団!!
岡山市の元気でやりがいのある調剤薬局
”はな薬局”by A.I.E.(Attitude Is Everything.)
 
                       

パーキンソン病治療薬「ニュープロパッチ」の勉強会をしました。

                         2015年5月12日
                                                                     By HO@東畦店        

《効果・効能》
パーキンソン病〔2.25mg, 4.5mg, 9mg, 13.5mg製剤〕
中等度から高度の突発性レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)〔2.25mg, 4.5mg製剤〕 

《用法・用量》
本剤は肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える。
パーキンソン病:ロチゴチンとして1日1回4.5mg/日からはじめ、以後経過を観察しながら
 1週間毎に1日量として4.5mgずつ増量し、維持量(標準1日量9mg36mg)を定める。
 ただし1日量は36mgを超えない。
レストレスレッグス症候群:ロチゴチンとして1日1回2.25mg/日からはじめ、以後経過を
 観察しながら1週間以上の間隔をあけて1日量として2.25mgずつ増量し、維持量
 (標準1日量4.5mg6.75mg)を定める。ただし1日量は6.75mgを超えない。
 

《副作用》
前兆のない突発的睡眠があらわれることがあるため、このような場合には、減量、休薬または
 投与中止などの適切な処置を行うこと。
主な副作用は、適用部位反応57.0%、悪心16.0%、幻覚11.7%、ジスキネジア11.6%、傾眠9.0%
 嘔吐7.6%等であった。また適用部位反応については、製剤をはがした後1〜2日で軽減ないし
 消失する場合がほとんどであった。
 

《使用上の注意点》
本剤の貼付による皮膚刺激を避けるため、貼付部位は毎回変更する。また関節付近は避けて
 貼付する。
本剤は感圧接着剤を使用しているため、皮膚に貼付後2030秒間手のひらでしっかり押し付けて、
 本剤が皮膚面に完全に接着するようにする。
本剤を剥がす際はゆっくり丁寧に行う。
貼付したままの入浴は可能であるが、貼付部位を温めすぎると血中濃度が上がる可能性もある
 ため、過度の直射日光、サウナなどには暴露させない。
皮膚が乾燥すると刺激に弱くなるため、保湿剤でこまめに保湿する。
ハサミ等で切ると本剤の有効成分が析出し薬効が落ちるため、切って使用しない。
本剤にはアルミニウムが使われているため、AED(自動体外式除細動器)、
 MRI(核磁気共鳴画像法)、ジアテルミー(高周波療法)を行う時は本剤を除去すること。
貼付を忘れた時は気づいた時に貼り替える。次回は習慣性をつけるため、いつもの時間に
 貼り替えが好ましいが、管理できる場合はその時貼った時間より24時間後に貼り替え
 をしてもよい。
 

《まとめ》
ニュープロパッチはドパミン作動薬に分類される、初の『貼るパーキンソン病治療薬』として
 20132月に発売された。
 内服薬では時間経過とともに代謝・排泄されていくため1日においても血中濃度に変化が生じ、
 特に夜間の運動障害、睡眠障害や早朝の運動障害などの懸念があったが、本剤は24時間安定した
 血中濃度が得られるため、内服薬では心配であった症状にも効果が期待できる。
 また嚥下困難な高齢者にも投与でき、服薬の有無を目で確認できるという利点もある。
 
本剤は感圧性接着剤を使用した貼付剤であるため、手でしっかりと押しつける必要はあるが湿布剤
 の様に貼付面どうしが容易に接着して貼りづらいということがない。
 パーキンソン病の主な症状である振戦のある患者様でも、慌てて失敗することなく貼れる剤形
 である。
 副作用が発現した際には剥がすことで対応できる。ほぼ半数に見られる適用部位反応への予防、
 対策がうまくでき、使用方法が順守できれば、今までコンプライアンスに問題があった患者様や、
 夜間早朝の運動障害にお困りだった患者様には、使いやすい製剤であると言えるだろう。

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