2014年06月06日
SGLT2阻害薬「フォシーガ」の勉強会をしました。
岡山の街の健康応援団!!
岡山市の元気でやりがいのある調剤薬局
”はな薬局”by A.I.E.(Attitude Is Everything.)

SGLT2阻害薬「フォシーガ」の勉強会をしました。
                                             
                                 2014年06月06日
                                    By AY@東畦店

すでに、3/10UP分のスーグラ錠と作用機序、注意点などは同じですのでそれらの点については簡単にまとめます。

 ●糖尿病薬の新しい作用機序 ―SGLT2阻害―
3/10UP分のスーグラ錠と作用機序は同じですので簡単にまとめます。
・近位尿細管に発現しているSGLT2に作用してGlcの再吸収を抑制し血糖を下げる。
  SGLT2:原尿中のGlc再吸収の90%を担う
  SGLT1:原尿中のGlc再吸収の10%を担う

*尿中の糖濃度が上がるため必然と尿量も多くなるので脱水などに注意が必要:1日量として尿量350mlの増加が見られた。
SGLT1は小腸にも発現しており、これを阻害すると消化管障害や脱水のリスクの増加、新血管リスクの増加が懸念される。 しかし、SGLT2選択制に優れているからといってSEのリスクが減るわけではない。この点においてはまだ不明な点が多いようである。
*腎臓は1180gGlcを再吸収するが、フォシーガ5mgを服用することで64g256kcal相当)の余剰なGlcを尿中に排出できる。
*インスリン非依存的に血糖コントロールする。 

●対象患者
・メタボリック、肥満傾向で2型糖尿病患者
・罹病期間が短い者(〜13年ほどの患者が望ましい):罹病期間が長いとケトン体が体内にたまっている恐れがあり、ケトアシドーシス発生リスクが高まるため) 

●他の同作用機序薬と比較して
11回服用で服用しやすいタイミングに用法を設定できる。(T1/28~12時間)
  1回決めるとそのタイミングで続ける必要あり。
  
飲み忘れたら1回分とばすか用法を変更するか。
→空腹―高脂肪食摂取群、朝―夜の比較をしてAUCに優位な変化が見られなかったこと。
*夜間頻尿の心配もあったが、発現が少しは見られたものの有意差は見られなかった。 

●服薬指導で伝えるべきことや注意点
・作用機序:体内へ再吸収される分の余分な糖を体外へ排出させる。
SE:   尿量の増加・口渇など:水分補給をこまめにすること(イオン水などでなく水でも良い)
      低血糖:他の低血糖効果薬(特にSU剤、速効インスリン分泌促進剤、
        
GLP-1阻害薬)で低血糖症状が出ることがある→ブドウ糖だけでなく、
        身の回りの糖を摂取してもらっても
OK  

●製剤について
・一包化OK
・粉砕、半錠のデータはないがOKと思われるよう。   

●感想
新しい作用機序の薬なので、従来ある薬で治療中の患者さんでも作用やSEをきちんと説明し、理解してもらうことが大切だと思った。同時期に発売されるSGLT-2阻害薬の中では用法が異なる薬もあるので気をつけようと思った。
     

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