2008年05月30日
「ペグイントロン」の勉強会に出席しました。
●ペグイントロンの勉強会に出席しました。 

<一般名>ペグイントロン(ペグインターフェロンα
-2b遺伝子組み換え)
<製剤>皮下注用50μg/0.5L100μg/0.5L150μg/0.5L
<貯法>凍結を避け、2-8℃に保存
<効能・効果>リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎における
       ウイルス血症の改善
            血中HCV RNA量が高値の患者
            インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又は
       インターフェロン製剤単独療法後再燃した患者
<用法・用量>リバビリンと併用すること
     通常、成人には、ペグインターフェロンα-2bとして、
     11.5μg/kgを週1回皮下投与する

C型肝炎ウイルス感染者数・・・約150万人(潜在的に)
    →ドラッグの回し打ち、輸血、血液製剤投与、刺青etcが原因
    ・肝硬変→肝癌への移行を防ぐために治療(ウイルス排除)
     が必要
従来のインターフェロン
     半減期が短い為、少なくとも週3回の投与が必要
     インターフェロンの血中濃度が上昇・下降を繰り返す為、
     発熱や
悪寒etcの副作用が起こりやすい

ペグ化
 
ペグインターフェロン
     インターフェロンを長く血中に留まらせることによって、
     効果が
持続・増強(週1回の投与)
     副作用の軽減も期待できる

供О緡堵饅成について
     200841日より、C型肝炎とB型肝炎のインターフェロン
     治療に対する医療費助成を開始
      →自己負担額が月額15万円に軽減される


 
2008年05月07日
抗血小板剤プラビックスの勉強会をしました。
抗血小板剤プラビックスの勉強会をしました                   
K O内尾店

今回は1、DI情報
   2、アテローム血栓症について
   3、大規模臨床試験について説明いただきました。

1、
         
DI情報
虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制の適応に加え経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞)も適応追加
  →適応により用法、用量及び使用上の注意が異なるので注意!
   (添付文書参照)

 
2、          アテローム血栓症について
  アテローム血栓症は動脈硬化が原因でおこり、全身の血管で発症する。
  主な臨床症状
   ・     脳梗塞
   ・     一過性脳虚血発作
   ・     心筋梗塞     狭心症(安定狭心症、不安定狭心症)
   ・     末梢動脈疾患
   イベントリスク増大率
    <虚血性脳血管障害の既往のある患者>
    脳血管障害・・・9
    心筋梗塞・・・・2〜3倍
    <心筋梗塞の既往のある患者>
    脳血管障害・・・3〜4倍
    心筋梗塞・・・・7倍 

3、          大規模臨床試験について
   ・プラビックスの血管性イベント発現率(=効果)は
    塩酸チクロピジンと同等
   ・では安全性は??
   A、この薬の安全性の主要評価項目である血液障害
     肝機能障害はいずれ
もプラビックスが
     塩酸チクロピジンの半分以下!!

     
・共通のチエノピジン骨格を有するのになぜか??
     A、プラビックスはチクロピジンにカルボキシル基を
     結合させることにより、代謝酵素、代謝様式の
     パターンをかえることができたため
     (プラビックスは主にCYPA4により活性代謝物
     に変換されるが、チクロピジンは日本人の5人に
     1人が欠落しているといわれる
CYPC19により
     活性代謝物に変換されるため)

 
   その他、、、プラビックスは血管性イベントの発症をアスピリン
     より有意に抑制
プラビックスは糖尿病患者様、高脂血症薬服用
     患者様など様々な患者様において血管性イベントの発症を抑制
     することなどを教えていただきました。

            
     感想☆
     プラビックスとパナルジンがほぼ同じ骨格をしているのに
     副作用の発現頻度が異なることに疑問を感じていたので、
     今回の勉強会を聞いてすっきりしました。海外ではチクロピジン
     はほんのわずかでクロピドグレルが主流と聞き日本でもこの
     流れになるのではと予感しています。