「リバロ錠」の勉強会をしました。 K.M@妹尾店
*脂質異常症について
日本人のおよそ3分の1は動脈硬化が原因で起こる血管の病気で亡くなっています。動脈硬化が原因の病気が多いのは、脂質異常症(高脂血症)の増加が一番の理由だといわれています。
血液中の悪玉コレステロール(LDL-C)が高いとプラークができやすくなり、プラークが破れると血栓ができ血液の流れを止めることで狭心症や心筋梗塞をひきおこします。
厚生労働省の調査では、全国でコレステロール値の高い方は約3660万人、中性脂肪値の高い方は約4000万人いると発表されています。
・主な脂質異常症治療薬
①スタチン(メバロチン、リピトール、リバロ、クレストール、
リポバス・ローコール)
②陰イオン交換樹脂(クエストラン、コレバイン)
③フィブラート系薬(リピディル、ベザトールSR)
④ニコチン酸誘導体(ユベラN,コレキサミン、ペリシット)
⑤プロブコール(シンレスタール、ロレルコ)
⑥EPA(エパデール)
⑦コレステロール吸収阻害剤(ゼチーア)
*リバロ錠の特徴
非代謝型のストロングスタチンであること
(効果が出易く、CYPによる代謝をほとんどうけない)
・効能・効果:高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症
・用法・用量:通常、成人には1~2mgを1日1回夕食後
なお、年齢、症状により適宜増減する。
最大投与量は1日4mgまで。
・併用禁忌:シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)
・原則併用禁忌:フィブラート系薬剤(べザフィブラート等)
・強いLDL-C低下作用とHDL-C上昇効果をもつ。
・プラークの退縮効果が証明されています。
・ストロングスタチンの副作用発現率は、リピトール、クレストールの約半分で、スタチン製剤の中で安全性の高い薬物とされています。
*感想:
脂質異常症の増加が叫ばれている昨今、リバロ錠は効果が強く、安全な使いやすいスタチンであることがわかりました。患者さんに正しく安心して飲んでもらうことは大切なことですが、薬物治療だけに頼らずライフスタイルをふりかえってもらいながら食事療法や運動慮法などもあわせて取り組んでもらえるように指導することも大事だと感じました。患者さんの気持ちを大切に心を込めた服薬指導をめざしたいと思います。
| by gogohanayaku3