平成19年1月26日ネリゾナ・ステロイド全般について勉強会をしていただきました
出席者9名(うち、内尾から1名・東畦から1名)・HP合同
報告が遅くなり申し訳ありません・・・遅ればせながら、内容は以下のとおりです。
【ステロイド全般について】
・ 基剤からみた配合の可否について
・ 誤解を招きやすい商品名と基剤について。
例).「○○軟膏」でも油脂性基剤
とは限らないetc.
・ 液滴分散型について
多剤と混合すると混和の際に液滴が破壊され含量低下・混合には不向き
・ 混合による、ステロイド透過性の変化・含量の変化・分離の報告について
・ ステロイド外用療法の適量
第2指の先端から第1関節部まで5gチューブから軟膏を出すと大体0.5g。
この量が成人の手のひら2つ分くらいの広さの患部の適量。
・ 医師に対するステロイド外用剤の使用実際調査レポートによると・・
炎症の程度や部位etc.により、強さのランクを考慮して処方している。
配合剤の使用頻度高く、単味剤と配合剤を使い分けている。
【ネリゾナについて】
・ 4剤型あり(軟膏・ユニバーサルクリーム・クリーム・ソリューション)
軟膏:油脂性軟膏基剤。防腐剤入っていない。皮膚保護作用は良いが、
べとつき感あり。全身の湿潤性・乾燥性病変ともに使用できる。
UC:W/O型乳剤性軟膏基剤・水分30%含有。防腐剤入っていない。
適用範囲が広く、使用感クリームに近いが、ややべとつき感あり。
多少の湿潤面~乾燥面まで幅広い適用可能。
クリーム:O/W型乳剤性軟膏基剤・水分68%含有。使用感・展延性良い。
皮膚乾燥作用あり。刺激性は軟膏より大。湿潤面に用いられる。
顔面の病変や夏季に好まれる。
ソリューション:溶液性ローション基剤。エタノール含有。目立たず、
展延性・使用感良く、清涼感あり。
皮膚乾燥作用あり、刺激感強い(強い湿潤面・掻破痕)。
有毛部・間擦部の乾燥性病変に用いやすい。
・ 有効性高いが、局所性影響(皮膚萎縮作用)は低い。
ネリゾナはvery strongだが、皮膚萎縮作用はロコイド(medium)と同等。
・ 国内唯一のコルチコステロン系のステロイド外用剤であり、
交叉反応の可能性少ない。ヒドロコルチゾン・コルチゾンをルーツとして
開発された薬剤は様々なものがあり、接触性皮膚炎が疑われた場合には、
交叉反応を示す可能性あり。
後日、担当のMRさんには、勉強会内容の補足、および、いろいろな資料を
持ってきていただきました。
・ ステロイド外用剤の副作用について
・ ステロイド外用剤と色素異常について
【感想】皮膚科専門医の処方を受けている私たちにとって、大変有意義な
勉強会でした。混合する処方も多いことから、配合変化etc.随時
気をつけていかなければならないと思います。
今まで、明確にわかっているステロイドの強さのランクは
5段階(strongest・very strong・strong・medium・weak)でしたが、
各ランクでの有効性の順位を確認することができたのは、
非常に大きな収穫でした。
妹尾店 AM
TrackBack (0) | by gogohanayaku3
TrackBackURL :
https://www.dreama.jp/blog/tbget.php?606b746b2d33392139363930373f373fae0c