『第一回CASPワークショップ@倉敷』に参加しました。
By AM@妹尾店
「CASP」(Critical Appraisal Skills Programme)とは?
私たちのまわりには、日々いろいろな情報があふれていますが、これらを的確に評価し利用するのは難しいことです。
医療従事者にとっても、たくさんの情報の中から正しい情報を見極めていくスキルは重要です。
そのようなスキルを身につけてもらえるよう英国オックスフォードで始まりました。
医療判断のための根拠を、①見つけ出し、②内容を吟味し、③その結果をもとに実際に行動できるように支援することを目的としています。
詳しくは以下のホームページをご覧下さい。
http://caspjp.umin.ac.jp/
成19年7月21日 プレワークショップ・懇親会
論文吟味のためのワークシートの解説をしてもらいました。
私はCASPのワークショップに参加するのは初めてだったので、前日から出席しました。
ポケットガイドをいただき、用語の解説や、翌日使うシートについて話し合ったりしました。
その後の懇親会は、倉敷でも有名な焼き鳥「高田屋」へ!
今回のワークショップは、医師・歯科医師・薬剤師etc.いろいろな分野・職業の方々が参加しています。
ふだん接することのない人たちと交流を深めるのも、大きな目的です。
お酒の席では、もっと、いろいろな本音etc.聞くことができます。
残念ながら、私は車だったため、シラフでしたが・・・
焼き鳥もモリモリおいしくいただきました!!
平成19年7月22日 CASPワークショップ@倉敷
事前に配られたシナリオに基づいて実際の医学論文を読んで吟味し、判断していく作業をグループで行うワークをやりました。
今回はランダム化比較試験の論文なのですが、予想通り、なんと英語!!
英語の論文を読むなんて、○年ぶり(大学卒業以来???)なので、けっこう大変でした。
同じグループの人たちは、どうやら、隅々まで読んできている様子・・・
少々あせりましたが、皆さん良い方ばかりで一安心。
最初に緊張をほぐしてくれる小話があったり、EBMについてのレクチャーがあったりしました。
今回は貧血と鉄剤についての論文だったのですが、基礎知識についても詳しく説明して下さいました。
自分が気付かないことがあったり、話し合ったりしていくことは、とても勉強になりました。
終了後はファミレスで反省会。
第2回も開催予定されているそうです。